泡盛の瓶は720mlか1,800ml、そのどちらかであることが多い。947件を数えたら、この2つで65%を占めた。呼び名は尺貫法から来ている。1合=180mlという物差しが、いまも瓶の大きさを決めている。

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結論:720mlと1,800mlで65%

本サイトが公式で容量を確認できた泡盛は947件(銘柄と容量の組み合わせ)。 容量の種類は100mlから18,000mlまで26種類ある。

図1
四合瓶と一升瓶で65%(947件)
720ml363件 38.3%1,800ml250件 26.4%600ml51件 5.4%500ml37件 3.9%360ml31件 3.3%300ml28件 3.0%9,000ml28件 3.0%900ml27件 2.9%5,400ml27件 2.9%180ml21件 2.2%その他16種84件 8.9%

720ml=四合瓶、1,800ml=一升瓶。この2つで65%を占める。尺貫法の呼び名が無い容量の中では、600mlがもっとも多い(後述)。

容量件数割合呼び名
720ml36338.3%四合瓶
1,800ml25026.4%一升瓶
600ml515.4%(後述)
500ml373.9%—
360ml313.3%二合瓶
300ml283.0%—
9,000ml283.0%五升
900ml272.9%—
5,400ml272.9%三升
180ml212.2%一合

尺貫法の呼び名がはっきり当てはまる容量は727件(77%)を占める。

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1合=180mlという物差し

呼び名は尺貫法から来ている。基準は1合=180mlで、 10合で1升(1,800ml)、10升で1斗(18,000ml)になる。

呼び名容量計算
一合180ml180 × 1
二合瓶360ml180 × 2
三合瓶540ml180 × 3
四合瓶720ml180 × 4
一升瓶1,800ml180 × 10
二升3,600ml1,800 × 2
三升5,400ml1,800 × 3
五升9,000ml1,800 × 5
一斗18,000ml1,800 × 10

本サイトはこの換算がはっきり決まるものにだけ呼び名を出している。 500ml・300ml・100ml・700mlのように、合や升で割り切れない容量には呼び名を付けていない。 なお、900ml(180 × 5)・2,700ml(180 × 15)・4,500ml(180 × 25)は合で割り切れるが、本サイトでは呼び名を付けていない。

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600mlを「三合瓶」と呼ぶ蔵がある

ここが分かりにくいところだ。本サイトのデータで3番目に多い容量は600ml(51件)だが、 これには尺貫法の呼び名を付けていない。

理由は単純で、三合は540mlだからである(180 × 3)。600mlではない。

ところが実際には、600mlの商品を「三合瓶」として売っている酒造所がある。 慣用としてそう呼ばれてきたもので、間違いというより、そういう呼び方が定着しているということだ。

本サイトはこの場合、容量を600mlと表示し、「三合瓶」という呼び名は出さない。 蔵の商品名に「三合瓶」と入っていればその商品名はそのまま載せるが、 本サイトの側から600ml=三合と書くことはしない。 換算がはっきり決まるものだけを書くという方針を、ここでも通している。

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大きな容器 — 甕と壺

3,000mlを超える容量は次のとおり。あわせて83件あり、そのうち半数を超える58件は、 商品名に「甕」「壺」が入っているか、種別が壺詰のものだ。

容量件数呼び名
3,200ml1—
3,600ml1二升
4,000ml1—
4,500ml19—(2.5升にあたるが呼び名は出していない)
5,400ml27三升
9,000ml28五升
18,000ml6一斗

三升(5,400ml)以上の61件(容量と度数の組み合わせ)を度数で見ると、43度が36件・44度が9件で、 合わせて74%になる。容量と度数がどちらも分かるもの全体(985件)では43度と44度は合わせて27%なので、 大きな容器ほど43〜44度に寄っている。 44度の中身は度数の記事で種別に分けている。

ただし家庭で行う「仕次ぎ」は、公正競争規約の表示ルールの対象外である。 規約が定める貯蔵年数は「検定の日から瓶詰めの日まで」で計算されるもので、 買ってから家で寝かせた期間は含まれない。 詳しくは古酒(クース)は何年から?で条文を引いている。

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容量と価格はセットで見る

本サイトの銘柄ページは、同じ銘柄の容量違いを1ページにまとめて並べている。 720mlと1,800mlで度数が違うことも、価格の差が単純な倍数にならないこともあるからだ。

また容量違いを別の商品として扱わないと、価格を取り違える。 実際に本サイトでは、同じ容量で度数違いのある銘柄に別の価格を当ててしまった不具合があり、 いまは蔵・銘柄名・容量・度数の4点が揃って初めて同じ商品と見なすようにしている。

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出典

条文・原文は要約せずに引用している。記事の最終更新は2026-10-28(出典ごとの確認日は各酒造所の公式サイト・公式オンラインショップは2026年8月30〜31日、10月28日に再点検)。 法令・規約は改正されることがあるため、最新の内容は各出典で確認していただきたい。

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