泡盛の読みもの — 条文と数字で確かめる10本
泡盛の表示のきまりや、酒税法上の扱いを、条文の原文にあたって書いている。 引用はすべて原文のままで、確認日を添えている。
01
泡盛の「古酒(クース)」は何年から? 公正競争規約の条文で確認する
泡盛の古酒は3年以上貯蔵かつ全量が古酒。公正競争規約と施行規則の条文原文、2013年改正の前後比較、施行日の正確な位置づけ、実際の商品での確認までまとめた。
02
泡盛の度数はなぜ30度と43度に集まるのか — 752件を数えた
泡盛の度数は10度から60度まで28種類ある。46酒造所の752件を数えると、30度と43度だけで半分を占めた。度数帯ごとの中身と、酒税法・公正競争規約が引いた45度と25度の線を条文で確認する。
03
泡盛と焼酎は何が違うのか — 法令の定義で確認する
泡盛は酒税法上の品目名ではなく単式蒸留焼酎の例外表示。公正競争規約と酒税法の条文、黒こうじ菌と全麹仕込み、GI「琉球」の生産基準を原文で確認する。
04
花酒とは — 与那国島だけの60度と、その酒税法上の扱い
与那国島の3酒造所だけが造る60度の花酒。酒税法の条文でたどる「原料用アルコール」という品目と、ラベルに泡盛と書ける根拠をまとめた。
05
幻の泡盛「泡波」とは — 価格表の出どころと、手に入りにくい理由
日本最南端の波照間酒造所が造る泡盛「泡波」。容量別の価格表がどこに載っているか(運営主体は未確認)と、公式・準公式で確認できた入手困難の理由だけをまとめた。
06
どなんとは — 与那国島の60度と、社名が3通りある話
「どなん」は与那国島の酒造所が造る花酒の銘柄名であり、島の古い呼び名でもある。度数60度、酒税法上の品目は原料用アルコール。公式が示す価格と、社名が3通りに割れている件までを一次ソースで確認する。
07
泡盛の受賞歴はどこまで確かめられるか — 蔵の公式は2蔵、泡盛鑑評会なら31蔵
泡盛の受賞歴を公式に整理して公開しているのは47蔵中2蔵だけだった。国税庁が公表する泡盛鑑評会の入賞(令和5〜8年度・94件)なら31蔵を横断できる。県知事賞の一覧と、コンテスト名・部門名の表記のばらつき、本サイトが補わずに載せている理由。
08
泡盛に「定価」が見つからないのはなぜか — 47蔵を全部調べた
泡盛は公式サイトに価格を出していない酒造所がある。47蔵を全数調査すると、14蔵は公式価格を1件も確認できなかった。税込・税抜の記載も揃っていない。何が確認できて何ができないのかを数字で示す。
09
泡盛の容量 — 四合瓶・一升瓶・五升甕、947件を数えた
泡盛の容量は100mlから18,000mlまで26種類。720mlと1,800mlで65%を占める。尺貫法の呼び名と実際の分布、そして「三合瓶」と呼ばれる600mlの扱いまで、947件の実データで確認する。
10
泡盛に賞味期限はない — 保存方法と、冬の白い濁り・甕・仕次ぎの泡盛
泡盛に賞味期限は無く、ラベルに期限を書かないのは食品表示基準で省略できるから。国税庁・日本酒造組合中央会の答えと、名前に蒸留年のある商品・粗濾過・甕入り・仕次用の泡盛を本サイトのデータで一覧にした。